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● TTT感想-2 ●


*ゴラムのこと*

 おさかな大好き〜♪なスメアゴル(笑)。
 かわいい。実はとてもかわいいんですよ!
 入ったら死刑な禁足の池の中でおさかな掴まえて、掴まえたおさかなぶんぶん振り回して岩に叩き付けながらるんるん歌っているところなんて、本当にかわいいですよ(笑)。
 旅の途中、川でおさかなおっかけて、でも掴まえられずに後ろのフロドを振り返って笑ってみせるのもかわいい。てへ。って感じかな(笑)。

 原作よりも明確な性格付けがしてありますね。明らかにフロドに重ねてあるし。……というか、フロドが自分をゴラムに重ねているし。だから助けたいし、だから庇う。指輪の呪縛からも自由になってほしい。そうしたら自分も大丈夫な気がするから、という心境でしょうか。
 ウサギの料理法についてサムと言い合うところもすごくかわいいです。サムもかわいい(笑)。そんなことを真面 目に言い合う場合ですか、あなたたち!という場面なんですが。なんせすぐ近くにサウロンに合流する軍や、それを待ち伏せているゴンドール兵がいっぱいいる森の中での話ですから。
 で、森でファラミアにフロドたちが捕まる時には、とっととどっかに姿をくらましているんですが、やはりこっそり追いかけてくるんですね。(余談ですが、こん時にゴンドール兵がフロドたちにする目隠しの仕方が、なにげにえっちくさい。ああいう目隠しを想像してはいませんでしたね)

 禁足の池でのフロドとのやり取りもよかったです。
 ゴラムを殺させない為に必死でおびき寄せようとするフロド。「もう出発?」とおさかなくわえてフロドに近づくゴラム。でもゴンドール兵に捕まってしまい、フロドが自分を裏切ったと思う。
 ゴラムの為に必死なフロドを演じるイライジャもすごいし、裏切られたと思って傷つき、またしても分裂を始めるゴラムとスメアゴルもいい! 本当に昨今のCGはすごいよ。もちろん、アンディ・サーキスの演技があってこそなんでしょうが。



*メリ&ピピのこと*

 今回は「木の髭」に運ばれてばかりのふたり。
 メリーがとても真剣に中つ国の将来を憂えています。まだピピンのほうが楽天的なんだけど、結局最後にエントたちを動かしたのはピピンの機転でした。

 なんせホビットたちは健気です。もともと食べれて土を耕して、そして自分たちの郷土でのんきに暮らせればいいという種族なのに、ほとんど成りゆきだけで指輪戦争に巻き込まれてしまうんですから。それを考えると、彼らががんばればがんばる程、健気だし切ない。

 さすがに今回は少し出番が少ないふたり組ですが、「王の帰還」ではもっと見せ場が多くなるはず。特にメリーはね。
 やはりここでも、がんばれ!>ホビッツ!


*裂け谷親子のこと*

 ちょっと、今回のエルロンドさま、どうですかっ。なんかただの頑固オヤジと化していますよっ!? 頑固オヤジが失礼ならば、娘ばかでもいい。
 回想シーンで、裂け谷出発前夜の親子とアラゴルンのやり取りが出てくるんですが、このシーンで、あの裂け谷出発時に何故あんなにアルウェンが暗い表情をしていたのかがわかります。王様が「夕星」を返そうとし、別 れを告げたからだったんですね。
 で、まあ、アルウェンはいいや。

 この時、問題なのはエルロンドさまです。とにかく王様に向かって娘と別 れろ、娘を西行きの船に乗せろと説得にかかります。「彼女が残るのは、まだ希望を持っているからだ」という王様に向かって、「彼女が残ろうとするのは君の為だ」と詰めより、結局その説得で王様はアルウェンと別 れる決意を固めます。
 明日には望みのない旅に出ようとする養い子に、それはないんじゃないですか?(^^; >エルロンド義父。(原作未読者注:王様は2歳の時から裂け谷でエルロンドに引き取られてエルフの間で育てられてます)
 そりゃあ、エルフはヴァリノールに行けばいいかもしれんが、瀬戸際で命がけで踏みとどまろうとしている人間に、いくら娘のためとはいえ、酷いよパパ(泣)。

 ついでに言えば、そんなこと言ってるくせにハルディアは最前線に送り込むんですよ! やっぱり酷いよパパ(号泣)。
 まあ、誰を送るかはガラ様との協議の結果だったのかもしれませんが。
 会議の時にも「おまえたちの内の誰かが行かねばならぬ」とか言って他人事のようでしたしねぇ……。これはSEEのコメンタリーでオーランドが「自分が行けばいいのにね」とツッコんでいました(笑)。まあ、彼は3つあるエルフの指輪のうちのひとつの持ち主。その指輪の力で裂け谷が守られている限り、彼が裂け谷を出られないっちゅーのは解ってるんですけど(^^;

 今回、アルウェンもほとんど回想シーン以外の出番はありません。
 時系列現在のシーンは、王様の死んだ後の世界まで事細かにイメージ映像付きで説明してくるパパに説得されるシーンだけです。(ここでの映像は綺麗です! 年くった王様も見られます!)
 そして回想シーンはほとんど王様とのキスシーン。それも無駄に長い。そんなんだから「ゲイ・ムービー」と呼ばれるのを回避するためだけに出番があるお姫さまと言われるのか……(苦笑)。

 まあ、実際「旅の仲間」でのアルウェンは、原作ファンには評判が悪かったようです。グロールフィンデルの出番を奪ったからなのか、出しゃばりすぎたのか(^^;  まあ、よく聞く意見ではやはり「出しゃばりすぎ」と言われていましたね。
 私はまあ、リブが結構好きなので、おおように「ま、かっこいいアルウェンもいっか」と思っていたのですが、あまりに評判がよくなかったので「TTT」では出番が減ったのでしょうか?
 実際、ヘルム峡谷で一緒に戦うアルウェンというのも撮影はされたそうですね。そんなのは全面 的にカットされていましたが。っていうか、アルウェンに関しては全面的に脚本そのものが変わったのかも?

 どうも私はリブのイメージが強く、アルウェンは豪快な姫という印象が抜けません。すでにこのあたりが原作ファンが怒る原因かも(笑)。
 こないだテレビで放送していた製作番組でも、王様とのキス・シーンで笑い出してしまいNG出してるリブの映像がありました。これがまた、豪快ながっはっはっという笑い方(笑)。……そうか、やはりこのイメージが許されんのだな(^^;


*ファラミアのこと*

 「旅の仲間」のアルウェンに引き続いて、原作ファンの非難ごうごうのファラミアですが、私はそんなに嫌じゃありませんでした。いいじゃないですか、ウェンハム氏。写 真より動いているほうが、ずっといいです。
  ショーン・ビーン(ボロミア)に似ていることもキャスティングの条件だったと聞いたような気がしますが、本当に雰囲気似ています。兄弟で通 ります。(余談ですが、それが条件ならオーランドがファラミアに選ばれるわけないね(苦笑)。ファラミア・オーディションでPJの目にとまってレゴラス役をゲットしたわけだから、もう全然ノー・プロブレムでしょうが。)

 確かに彼は原作とは異なって指輪を手に入れようとはしますが、注意深く、それが指輪を自分が欲しい為ではないんだよという演技をしているようにちゃんと見えます。←私の欲目???
 パパに自分の存在を証明したくて、ゴンドールを救いたくて、という目的が、ちゃんと現れている気がするんですがね。で、そうは言っても本当に手に入れていいのかどうかをずっと微妙に迷っている。でも、ちょうど彼が迷う時に限って、オスギリアスが攻撃されてみたりゴンドールに悪いことばかりが発覚したりして「やはり指輪は必要なのだ」と思いこもうとする。
 そうでなければ、無力なホビット相手ですから、とっとと指輪をふんだくってもよかったと思うんですよね。でもファラミアは最後まで自分の手には取ろうとしない。フロドに持たせたままです。だから、やはりきっと指輪を恐れてもいる。
 私の映画版ファラミアの印象はそんな感じです。

 私は原作のファラミア大好きですが、今回の「TTT」の指輪をパパに献上しようとするファラミアも嫌いではありません。最後にはちゃんとした決断をするわけだし。自分が代わりに死刑を受けても、なんて、そう簡単には決断できません。この決断で、彼は、なにかデネソール・パパに対する思いを一部断ち切ったようにも見えます。もしそうなら切ないかぎりですね。
 願わくば「SEE」か三作目の「王の帰還」で、ちゃんとお父さまとの確執を描いていただきたい。できればちゃんと、燃やされる寸前のところまで行っていただきたい。そして、ちゃんと彼のロマンスも描いてあげていただきたい。
 今回のキャラ変更よりも、そっちのほうが気になります。(本当に「王の帰還」3時間半とかで終わるのか?(苦笑)>PJ)

 まあ、意思の力の強い人、という描かれかたはしてますね。
 フロドのあの涙に濡れた瞳の懇願を振り切れるんですから。いやあ、ちょっとクラッと来ますよ、あのフロドの「Please」には(笑)。しかしさすがはゴンドールの若大将、揺るぎません。ホビットをかわいがっていたボロミア兄ちゃんのほうが、あれには参ったかもな(笑)。

 ところで、最後のほう「ナズグールッ!」と叫ぶ彼の「グ」のところで、口が日本語で言う「あ」のようにいっぱいに開いているんですね。英語と日本語は本当に発音が違うなぁと、変なところで感心しました(笑)。



*ハルディアのこと*

 黄金の派手な鎧に赤いマントを翻し、さっそうと登場! 「旅の仲間」よりもずっとかっこいいですね。(彼が出てくるたびに「ゴールド・セイント!」と思います・(笑))
 「裂け谷のエルロンド卿からの伝言を持ってきた」と言って登場するハルディアですが、彼はロスロリアンのエルフなので、あのエルフ軍は裂け谷とロリアンの連合軍なのでしょうね。
 しかし、やはりエルロンドさま……。伝言だけでエルフを死地に追いやるのはいかがなものかと……(苦笑)。自分はアルウェンにばっかかまってるくせに〜っ!
 いや、実際そうではないこともわかってるんですが、どうもこの「TTT」ではエルロンドさまはそんな役割に見えます。

 最初ヘルム峡谷に到着した時に、王様に抱きつかれて複雑そうな表情をするのは、本当は大きな感情表現をしないエルフが王様の激しいハグの歓迎に驚いた――という解釈なのでしょうが、王様があまりにも汚いもんですから、どうにもこれが「く…くさい……」と思っているように見える(笑)。
 その後、レゴラスがハグはせずに腕で肩をがしっと掴む、という行動も「ハルディア。くさいのが移ってる……」というようすに見えて、大変おかしかったです←間違ってるぞ、おれ!(苦笑)

 あとは、戦闘中に出てくる「Pull Back to the keep!(字幕では「退却!」になってたかな?)」という言葉のエルフ語が、ヴィゴが言うとどうにも「がんばれ〜っ」に聞こえるんですよ(笑)。そんなとこで「がんばれ」言われても(苦笑)。
  実際その後すぐに彼はお亡くなりになってしまうもんですから、より一層なんだか「がんばれ」が気になります。ハルディアが同じ言葉を叫んでいても、そこまで「がんばれ〜」とは聞こえないんだが、これはやはりヴィゴの発音のせいなのか?(苦笑) ハルディアが言うと、どっちかっていうと「ランバラールッ!」と聞こえます。ハルディア、ファースト・ガンダム・マニア?(笑)
  これ、ヴィゴの台詞、一度そう思って聞くと「がんばれ」としか聞こえません。さあ、あなたももうそう聞いてしまいますよ〜(笑)。 

 原作を越えてなんだかおいしい役になったハルディア。やっぱ役者さんのキャラのおかげもあるんでしょうね。口角がきゅっと上がっていて、いつも余裕で微笑んでいるような表情が、非常にお似合いでした。もう出てこないとは残念!

 黙って人間を見捨てて西に逃げてしまえば、平穏無事に暮らせたエルフ。彼らがわざわざ戦いに出てくるのには、ホビットたちとはまた違った切なさがあります。
 みんな、マンドスでつつがなく再会してね(泣)。



*ローハンの人々のこと*

◎セオデン王

 セオデン王は、いい根性の王様です。自分の民は大事だが、よそ者は便利に使って、ま、死んだらその時のことだな〜って感じ(苦笑)。
 アラゴルンが崖から落ちた時も、とっとと「死体は置いて行け」と言ってレゴに非難の眼差しで見つめられます。しかし、レゴたちは役に立つので「Come」と言って連れていきます(笑)。ある意味とっても王様っぽいです。
 もうひとりのゴンドール王(予定)が自分から特攻していくような王なので、ずいぶんと格差が際立っています。
 絶望的な状況のなか、強がりを言ってみたり楽観的に考えてみたり。かと思うととっとと投げだそうとするのをアラゴルンに諌められてみたり。
 よくも悪くもとても人間くさい。

 しかし、セオデン王……せっかく危険をおかして城門を修理の間守ってくれたアラゴルンとギムリに向かって「Get out of there!」の一言ですっかり城門の穴を塞いでしまうのはいかがなものか! あの状況で何処に逃げろっちゅーねん! レゴが縄を投げてくれなかったら、ふたりとも死んでる。絶対死んでる(苦笑)。

 サルマンから解放されて若返っていく過程のCGはすごかったですね。
 まあなんのかんのいって、セオデンはとても小国の王という感じが出ていたと思います。このあとメリーとの絡みがあるのかどうかは、なんか謎な感じですね〜。「王の帰還」にそんなこと入れてる余裕があるのかな?

 そういえば黄金館のシーンで、セオデンが「ローハンの王はアラゴルンではなくセオデンだ」と嫌みをかますシーンがあるのですが、この時、アラゴルンの後ろにちんまりと手を組んで立っていたレゴがなにげに組んでいた手を解きます。戦闘態勢よーし!に見えます(笑)。あれからもっとアラゴルンに詰め寄っていたら、王子の鉄拳制裁がセオデンに飛んできたかもしれないわけですな>ケンカっぱやいから、あのエルフ(笑)。


◎エオメル

 実は予想外に出番が少なくて驚きました。予告編でしこたま出ていたあのシーンの後は、もうラストまで出てこない。
 あのシーンでは、話しかける王様そっちのけでレゴとガン飛ばしあってましたが(笑)。
 エルフにわざわざ白馬を与えたのは、彼の美意識なのでしょうか(笑)。王様の「私たちはセオデン王の友人だ」という言葉を疑いもしないいい人です。
 とても気前良く馬をくれるのは、やはり「しまった。どうも彼らの友人も一緒に殺しちゃったかもしれないぞ」という罪の意識の表れでしょうか(笑)。

 とにかく、とても体育会系な感じ。声がとてもいい。びんと張った命令口調の時は特にいい。
 ただでさえ曲がったことが大嫌いそうな感じなので、グリマなんかはそれこそ蛇蠍のように大っ嫌いだったんでしょうね。
 あのキャラだと、どうにも将来「兄貴〜っ!」とか言って王様になつきそうな気がします(笑)。今回出番が意外に少なかったぶん「王の帰還」に期待なキャラですね。

◎エオウィン

 可憐でした。かわいいですよ。(なんか私はいろんなキャラにかわいいを連発している気がするぞ・笑)。
 とても人間っぽくかわいい。リブがとってもエルフっぽいのと対極です。ヴィゴ本人が言っていましたが、確かにアラゴルンにはエオウィンのほうがお似合いなのかも。
 ただ惚れた男が悪かったね〜(^^;  映画の王様、ちょっとタラシだからなぁ…。
 まあ、彼女も「王の帰還」が見せ場でしょう。エオウィンというキャラクターは、原作が半世紀前の小説だということを考えると、ものすごく進歩的な女性ですからね。

 ヘルム峡谷にたどり着いた時には、王家の姫なのにも関わらずちゃんと自分でカゴを背負ってます。ローハンの人たちも、姫とハグしたりなんかしてとても仲良し。こういう雰囲気がファラミア・サイドから垣間見えるゴンドールの強固な冷徹さのようなものと好対照になっています。そーらこの姫になら、ファラミアは癒されちゃったりするわな〜(笑)。

◎その他の人々

蛇の舌……マリリン・マンソン(笑)。なんかとてもキャラがいかがわしい。ねえ、サルマンさまとエオウィンとどっちが好き?と問いつめたい(笑)。アラゴルンが情けを彼にかけたおかげで、ヘルム峡谷でもその移動途中でも苦労したんではないのかと、ちょっと思わないでもない(^^;

子供……ヘルム峡谷に逃げていた子供たちの中に、ホビット庄でビルボのお話を聞いていた女の子発見!(笑) この女の子と、となりのニット帽の男の子、PJのお子さんだそうですね。ハマの息子・ハレスは脚本家の息子さん。ハレスの近くにヴィゴの息子のヘンリーくんがいるそうですが、どれだと断言はできない。でも火の側にいる子かな〜?

ギャムリング……セオデン命ですか(笑)。鎧を着せるシーンはよかったですね。相方のハマがとっとと死んでしまいましたから、より一層忠勤に励んだのかも?

ハマ……ワーグに襲われて死んでしまいましたね。息子はまるで女の子のような綺麗な子。母親似だろう(笑)。ハマの息子・ハレスのお陰でアラゴルンがやる気になる重要な役どころです。ガンダルフが杖のことでゴネる時には、判っていて見逃したっぽいのが彼のほう。剣を抜こうとするギャムリングを止めてもいます。忠節の人だったのですね〜。

セオドレド……登場シーンから重傷患者で、目を開くシーンもありませんが、なんだかそれがもったいない程の綺麗な役者さんでした。

ヘルム峡谷内には、いろいろな人がいます。兵とか避難民とか、いっぱいスタッフが混じっているらしい(笑)。なんとなくPJかな〜?という人が槍を投げているのは見つけました。最初のほうで西の砦を襲いに行けとサルマンさまにけしかけられている野人の中にもPJらしき人、発見。レゴと王様の口げんかシーンのバックに、混じっているアラン・リーも発見しました。


*エントのこと*

 なんかね、全体のプロポーションが遠目に見ると「エヴァンゲリオン」なんですよ(苦笑)。
 あそこまで木に似るとは思っていなかった。ピピンにうまいこと乗せられて指輪戦争に参加します。時間の関係上、このあたりはごく簡単に考えを反転させます。あんだけ長くかかった寄り合いは、じゃあなんのために?という気に、ちょっとなります(^^;
 実は声はギムリの人がやってるんですよ。ジョン・リス・ディビスの二役です。



*ナズグルのこと*

 やはりかっこいいですね。あのフード、衣装の重量感。見ていて文句なくかっこいい。
 今回は空飛ぶナズグルです。気持ちよさそうです。いいなぁ。
 フロドとの対面ではどきどきしますね。フロドが「ああ、もうこれで終るんだ。楽になれるんだ〜っ」という諦めの中にも恍惚とした表情なので、なおさらです。
 実はあそこでナズグルを射抜いてしまうファラミアは、弓がお上手なんでしょうね。ファラミアが見せる嫌悪の表情からも、ナズグルがゴンドールでどんなに恐れられているのかが判ります。
 
しかし、そのわりには結構いつも撃退されていたりしますね(^^;


*その他のこと*

ゴンドールの人々……最前線なのでしょうがないんでしょうけど、とても冷たい印象を持ちます。これは最初のファラミアも含めてね。ホビットへの扱いも手荒だし。身なりは綺麗。みなさん、けっこう都会な印象です。落ちぶれたとはいっても、やはり人間の国の中では最隆盛を極めた王国なのだと思えます。

東夷……ブラック・ゲートに進軍していたのが東夷だと思うんですが、なんかみなさん美形です(笑)。目もとしか兜からは見えないんだけど。

バルログ……剣は役にたたんと言っていたガン爺が剣で戦って倒してしまいましたが、あれは「ガン爺が剣を振るう」から倒せたのだと納得しておきます(笑)。

うさぎシチュー……サムが味見しただけ? 結局無駄になってしまったのでしょうか? ゴンドールの人が食べたとも思えないからな(^^;  それにしても「ギャング・オブ・ニューヨーク」に引き続いてうさぎのかわいそうな映画……。

角笛城……本当に大きい角笛があったよ(笑)。

お馬さん……いつのまに王様の馬がハスフェル からブレゴに代わったのか、映画版では描かれていません。SEEに入るかな? 川流れしてきた王様の顔に、キスのつもりかべったりと鼻っつらを押しつけて、まるでその前のイメージで出てくるアルウェンに張り合っているように見えます(笑)。ヴィゴはこの撮影時、必死で笑いを噛み殺していたそうです。

レゴの三つ編み……私も昔は髪が長かった。だから判るが、自分であの編み込みを、ああいう綺麗なひねりまで入れた状態でするのは、不可能とは言いませんが非常に難しいです。やっぱギムリと編みっこですかね〜(笑)。それとも王様がこき使われているのか?「旅の仲間」でガン爺の髪を編んでいたのは、きっとレゴだと思いましたが(笑)。

ゴ○ブリ……ヘルム峡谷で、盾にばっちり防護されながら城門への通路を上ってくるアイゼンガルド軍は、ものすごく、とっても!ゴキ○リによく似ています。それも、団体さん(苦笑)。文章では想像しづらいでしょうから、もしまだ見ていない人は、映画館で「ああ、ここのことね」と思ってください。

たいまつ……あの火薬のシーンで、走ってくる聖火ランナーよりも全然城壁の近くに、たいまつを持ったオークやウルク・ハイがいます。あのたいまつの火では駄 目だったのか……? それともやっぱ、聖火ランナーの見せ場のため?(笑)

サルマン……今回は前半はかっこいいが、後半はちょっといいとこなしです(^^;  しかし、やはりクリストファー・リーの長身と声はかっこいい。

エンディング曲……「ゴラムの歌」といいます。それをわかった上で歌詞のテロップを読むと、なかなかこれが笑えます。


*まとめ*

 また一年先ですかっ!?>PJ!

 今回は3つのルートを追うストーリーなだけに、どうしても忙しない感じはします。そしてまた、原作の「二つの塔」のラストまで話が進んでいないので、次の「王の帰還」が本当に3時間やそこらで終わるのかと不安でもあります。

 見る前は、ヘルム峡谷もあるし、きっと「TTT」は王様が主役ね〜と思っていました。実際に原作でも王様サイドが一番盛り上がります。
  でも、予想外にというか、フロド主従の旅がよかったですね。サムのショーン・アスティンもいい。フロドのイライジャくんは本当にすごい。この撮影時、彼が19歳だったとは驚きです。そしてもちろんゴラム役のアンディ・サーキスもね。
 逆にやはり一番印象が薄かったのがメリ&ピピン組でしょうか。

 1本の物語としてのカタルシスには難しいのかもしれません。やはり3本の中の2本目ですから。しかし、それこそ「指輪を捨てる旅はまだまだ続く」。
  次回の「王の帰還」の後に出来不出来は語られるべきなんでしょう。ラストでなにか大コケしない限り不出来になるとは思えないけど……。
 私はすごくよかったけどね(笑)>「TTT」。少なくとも、とてもとても楽しみました。「旅の仲間」がそうだったように、一発目にどかんとインパクトがあり、そして繰り返し見てだんだんと深みにハマる「表面 スパイシー加工のするめ」のような映画だと思います。見る側に知識があると、きっともっとおもしろく見れるでしょう。原作未読者にも楽しめるように最大限の努力はされていると思いますが。
 やはり「シルマリル」も読むべきか……(^^;

 情熱と根性とオタクさ加減がないと、この映画は作れませんよ(笑)。
 本当は邪道なのかもしれんが、SEEを楽しみに待っています。


―――以上―――



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